1,000m – 4,000m
漸深層/深夜層
Midnight Zone
太陽光の届かない層です。生物がつくる光は、獲物や仲間との関わりに使われます。上層から沈むマリンスノーも食物網を支えています。海底とは限らず、さらに下に水の層が続く場所もあります。
環境の目安
深さの境界は説明のための目安です。光の届き方は海水の透明度などで変わり、水温は海域によって異なります。水圧は海面の約1気圧に、水深10mにつき約1気圧を加えた概算です。11,000mは図の丸めた下端で、最深部の実測値ではありません。
| 水深 | 1,000m – 4,000m |
|---|---|
| 水温 | 一般に低温(海域による) |
| 水圧 | 約101〜401気圧 |
| 光環境 | 太陽光は届かない。生物発光が見られる |
この深さを読むポイント
- 2017年のモントレー湾周辺の研究では、0〜3,900mの1cmを超す浮遊・遊泳動物について、発光能力不明を除いた集計で76%が発光する、または発光すると考えられる群でした。深夜層だけの割合でも、全深海生物の割合でもありません。
- マリンスノーには生物の遺骸や排泄物などが含まれます。単独の生物名でも、深海のすべての動物に共通する唯一の食料でもありません。
観測記録を読むときに
海中を泳ぐ生物と海底で暮らす生物を区別します。同じ水深でも、観察対象と食料の得方は違います。
出典と確認日
本文・環境の目安を確認:。生物カードは図鑑の掲載データへの案内で、生息分布の網羅的な調査ではありません。
- NOAA:海に光はどこまで届くか — 深度帯の区分と太陽光
- NOAA:水深と圧力 — 約10mごとに1気圧増えるという概算
- NOAA:深海の環境 — 低温・高圧・食料の少なさ
- NOAA:マリンスノー — 沈む粒子の起源と深海への食料供給
- Martini・Haddock(2017):発光能力の集計 — 2026-10-15追記:76%の分母・対象・深度。発光能力不明を除外
このゾーンの生物
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よくある質問
- 漸深層/深夜層の水深はどれくらい?
- 漸深層/深夜層(Midnight Zone)は水深1,000〜4,000mのゾーンです。水圧の概算は約101〜401気圧です。境界は目安であり、環境は海域により異なります。
- 漸深層/深夜層にはどんな生物がいる?
- 漸深層/深夜層にはダイオウグソクムシ、ペリカンウナギ(フクロウナギ)、ジャイアントチューブワーム、ホウライエソ、キワ・ヒルスタ、オニキンメ、ダイオウホオズキイカ、オンデンザメなどが生息しています。太陽光の届かない層です。生物がつくる光は、獲物や仲間との関わりに使われます。上層から沈むマリンスノーも食物網を支えています。海底とは限らず、さらに下に水の層が続く場所もあります。
- 漸深層/深夜層の環境はどのような特徴がある?
- 漸深層/深夜層の水温は一般に低温(海域による)、水圧の概算は約101〜401気圧です。光環境は「太陽光は届かない。生物発光が見られる」という特徴があります。





