SUBSEA DEEP OCEAN EXPLORER
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頭が透明、目が動く深海魚デメニギス(バレルアイ)の驚異

深海を題材にしたイメージ
AI生成のイメージ画像です。この記事の観測地点・生物・調査機器を撮影した写真ではありません。

デメニギス(Macropinna microstoma)の写真では、口の上にある黒い点を目と見間違えがちです。実際の目は、透明な頭部の内側に見える緑色の部分につながる筒状の器官です。MBARIの生物解説を手掛かりに、外見と観察結果を読み解きます。

写真を見るときの3つの目印

写っている部分 何なのか 見るときの注意
口の上の黒い点 においを感じる器官 正面にあるからといって目とは限らない
透明な部分の内側にある緑色の器官 筒状の目 向いている方向を魚の体の向きと分けて見る
頭部を覆う透明な部分 液体で満たされた覆い 魚の体全体が透明なわけではない

MBARIは、この魚の生息深度を600〜800m、分布を日本を含む北太平洋、餌を甲殻類やクダクラゲ類などの動物プランクトンとしています。単一の餌だけを食べると決めつけず、まずこの範囲で捉えるのが適切です。出典:MBARI

上を見る目を、食べるときには前へ向ける

2009年2月のMBARIの発表は、目が頭の中で回転することを報告しています。研究者は無人探査機の映像に加え、生きた個体を船上の水槽で観察し、体の姿勢が変わるときの目の動きを確認しました。

上向きの目は頭上の獲物を探すのに、前向きの目は口元で獲物を捉えるのに役立つと説明されています。「上向きの目を持つ魚」と「上しか見られない魚」は、同じ意味ではありません。

この発表は2008年の研究論文を紹介したものです。旧稿の「2004年に初撮影し、2009年に再撮影で解明」という撮影年表は、資料から確認できなかったため取り下げました。写真の著作権年、論文の発表年、広報記事の公開年を区別します。

餌を奪うという仮説は、確認された動きとは別

研究者は、デメニギスがクダクラゲの触手に捕まった小動物を取る可能性を提案しています。その際、透明な覆いが目を刺胞から守るという説明も仮説に含まれます。出典:MBARIの研究紹介

ここで区別したいのは、観察で確かめた「目が回る」という事実と、自然下での食べ方を説明する仮説です。旧稿の「カツオノカンムリが主な餌」「口の粘液で身を守る」という説明は、この資料の裏付けがありませんでした。

映像を楽しむ際は、まず本当の目を探し、その向きと体の姿勢を見比べてみてください。図鑑で基本情報を確認するなら、デメニギスの図鑑ページも参照できます。

2026年9月29日訂正:撮影年の断定、餌の具体名、口の粘液による防御の説明を撤回。観察された目の動きと、捕食・保護についての仮説を分けました。

この記事は収集した研究情報をもとに AI が作成し、自動の品質チェックを経て公開しています。公開後も運営者が監査しています。お気づきの点はお問い合わせよりお知らせください。

よくある質問

デメニギスの顔にある黒い点は目ですか?
口の上の黒い点は嗅覚器官です。目は透明な頭部の内側にある筒状の器官で、緑色の部分が見えます。
デメニギスは目を動かせますか?
はい。MBARIは、筒状の目が上向きから前向きへ回転することを、無人探査機の映像と船上水槽で確認したと報告しています。
デメニギスは何を食べますか?
MBARIは甲殻類やクダクラゲ類などの動物プランクトンを挙げています。クダクラゲの触手に捕まった餌を取るという説明は、研究者の仮説です。

出典

デメニギスバレルアイ深海魚Macropinna microstoma海洋生物深海科学